結婚式では司会者からのプロフィール紹介というシーンがあります。これはある意味形式的な演出ではありますが、現在の結婚式だととても重要なシーンになります。
結婚式の進行は沖縄や北海道など特殊な場所を除くとほぼ全国共通の結婚式の進行や演出を行っています。
結婚式の進行の中で二人の紹介をするシーンがとても少ない事にお気づきでしょうか?結婚式のプランナーも気付いている人は少ないと思います。
結婚式は「お二人を知ってもらう会」と言っても過言ではありません。美味しお料理をみんなで食べる会食会ではありません。
結婚式演出のプロの目線からみると結婚式進行には冒頭の司会者からのプロフィール紹介を割愛してしまうと、しっかりとしたプロフィールを紹介するシーンが全くない事になってしまいます。
もし、結婚式披露宴の中にお互いのプロフィールを紹介するシーンが全く用意されていない場合には、結婚式冒頭の「司会者からのプロフィール紹介」でしっかりとゲストの皆様に「自分は何者なのか」を紹介するようにしましょう。
私たちの結婚式はカジュアルな雰囲気で堅苦しい挨拶とかは無しにしたい
というご意見を頂く事もありますが・・・
「自己紹介なし」というのも集まってくれたゲストにはとても失礼になってしまいます。共通の友人が沢山くると言っても、全ての方々が共通の知り合いという事もありません。
結婚式演出は「ただ楽しい」「かわいい」というだけではなく
「必要な演出」という場合もあります。
司会者からのプロフィール紹介は入場後の数分を使って必ず行う演出です。誰も気にしないし軽く考えてしまう場合もあります。最近ではプランナーさんも若手が増え結婚式の演出の意味を理解してない方も増えてしまいました。
もし、どうしても結婚式プロフィール紹介が「堅苦しい」「雰囲気を崩す」と思う場合にはちょっと演出に工夫を凝らし、テレビ番組の「アド街」のように生まれた町の紹介なども踏まええてカジュアルに仕上げる演出方法などもあります。
結婚式演出で重要な事は「ゲストに楽しんで過ごしてもらう事」「二人を知ってもらう事」この2つの事が結婚式の演出ではとても重要なポイントになります。
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