結婚式演出でPOINTになるのは結婚式のBGMですね。最近では著作権問題などもあり自由に使える曲が限られている部分もありますが、結婚式演出にBGMが欠かせない事には変わりありません。

とは言え、普段から音楽を聴いている方にはBGM選曲は簡単かもしれませんが、あまり音楽を聴かない方にはBGM選びは未知の世界という場合もあります

そこで、結婚式演出のプロが結婚式の乾杯で使われるBGM選びのポイントやコツをお伝えします。

まず、このサイトでもお伝えしているように結婚式は大きく３つのパートに分ける事ができます。

①　ゲスト受付～乾杯まで

②　乾杯後の歓談～余興まで

②　新婦手紙～お見送りまで

とこのように分かれます。

「①シーン」はセレモニー的なパートになります。演出キーワードは「厳粛」「神秘的」「穏やか」などになります。BGMもしっとりとしたイメージを選択するとよいでしょう。

このブログの本題である乾杯のBGMは「①シーン」から「②シーン」の変更点になります。「セレモニー」的なシーンから「祝宴」への変化をBGMで演出する事がポイントになります。

簡単に言うと「しっとりとした曲」から一気に「明るい華やかな曲」に選曲を変えるという事になります。

乾杯の選曲にはちょっとしたコツがあります。

結婚式でもどんなイベントでも乾杯をした後は大きな拍手が会場に響きます。乾杯のBGMを流すタイミングは乾杯の発声者が「カンパーイ」という言葉のきっかけでBGMをスタートしていきます。

この時、フェードイン（音がだんだんと大きくなってくるBGM）は乾杯の発声時に起こる拍手にかき消されてしまいBGMの演出効果を十分に発揮する事ができない為、乾杯のBGMには不向きとなります。

乾杯のBGMは「セレモニーから祝宴への変化」を演出しなくてはなりません！

「カンパーイ」という言葉をきっかけに明るいBGMが流れ「お酒」や「美味しいお料理」が運ばれてきます。

このシーンをしっかりと作る事が乾杯BGMの最大の役割なのです。

乾杯BGMに適している音楽は「曲の始まりがサビ」という曲が乾杯BGMに最適な曲とも言えます。サビではないとしても、盛り上がりが曲の最初にある音楽こそが結婚式乾杯BGMに求められる要素だと言えます

参考BGM　ちょっと古いけど「ウルフルズ／バンザイ」

最近では星野源「恋」なんかもピッタリですね。

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