演出のプロが教えるプロフィールムービーの正しい作りかた講座

この記事を読めばプロフィールムービーの基礎はマスターできると思います。まずは、プロフィールムービー作りで最も大切な事からスタートします。それは「映像構成を考える事」まずはここからスタートします。

構成を考えると言ってもそんな難しい事ではありません。ザックリとプロフィールムービーをどんな流れにして、どんな風に最終的に完成させるかを決める作業になります。

一般的なプロフィールムービーの構成

タイトル

まずは新郎からスタート

誕生~幼少期

小学校時代

中学校時代

高校時代

大学生時代

社会人

続いて新婦が同様の流れでスタート

2ショット写真

エンディングに2人からのメッセージ

※ 全体的に6分~7分くらいでまとめる

上記が一般的なプロフィールムービーの構成になります。もし、自作のプロフィールムービーを作ろうとしている方は是非ご参考にしてみて下さい

プロフィールムービーの写真枚数について

誕生~幼少期のシーンで「伝えなくてはならない事」を考えながら写真を選ぶ事をお勧めします。

① 誕生したばかりの写真(0歳~1歳)

② 少し成長した頃(2歳~3歳)

③ 幼稚園(3歳~5歳)

幼少期には家族との思い出が多く詰まっています。例えば、他界された祖父母との思い出や好きだった玩具や兄妹との思い出などあると思います。プロフィールムービーの幼少期シーンでは家族との思い出をしっかりと伝えるようにしましょう。

続いて小学校・中学校・高校のシーンに入っていくと思います。この時期に「自分の人生を決める大きなキッカケ」がある事があります。プロフィールムービーでそのような出来事をうまく伝える事ができると良いと思います。

例えば、私は小学校6年生の時に出会った1曲を、人生で初めて「カッコいい」と感じました。その曲を友人の兄からカセットテープにダビングしてもらい毎日・毎日聞いていました。それがキッカケとなり・・・音楽の道→演出の道へと進みました。

と、小学校6年生の時にハッキリと人生の転機がありました。このような事を中心に写真を集めると人物像の見えやすいプロフィールムービーになります。

その他にもスポーツや芸術など自分が得意な事で1位を取った入賞したなどポイントを写真で表現する事も重要です。

「特に大きな出来事なんて何もないよね」

という場合には下記のように構成してみましょう。

① 小学校時代

→ 小学校最も長い学生生活なので写真3枚くらいで構成しましょう。

入学時・3年生付近・6年生付近

② 中学校時代

→ 中学校時代には部活がスタートすると思います。部活中心の写真構成で写真は2枚ほどで良いと思います。

③ 高校時代

→ この頃の友人が披露宴に参加している事も多いと思います。もし、披露宴に出席している友人がいる場合にはその友人が写っている写真を使うと盛り上がります。

大学生時代の友人の場合も高校時代と同様の扱いになります。披露宴に出席しているゲス

トとの写真を多く用いると良いと思います。大学時代も多くて3枚ほどの写真でまとめて

おきましょう

ここまでプロフィールムービーで使用する写真枚数をまとめると下記のようになります。

誕生~幼少期 写真枚数3枚

小学校時代  写真枚数3枚

中学校時代  写真枚数2枚

高校時代   写真枚数2枚

大学生時代  写真枚数3枚

ここで社会人の現在の写真を2枚ほど用意できれば基本的なプロフィールムービーの構成は完成します

プラス社会人の写真2枚

プロフィールムービーで使用する写真合計15枚

プロフィールムービーで1枚の写真を表示している時間

プロフィールムービーの全体時間はできれば6分~7分程で納めたいところですが・・・

プロフィールムービー写真1枚の時間

プロフィールムービーの1枚の写真が出ている時間は一体何分ほどにする事が適正なのを話していきます

プロフィールムービーで写真1枚当たりが表示されている適正時間は7秒~10秒が適正になります。

15枚×7秒=105秒

→ 1分45秒

と、なります。

新郎・新婦と2名の時間が必要になりますので・・・2倍すると、3分30秒となります。

いかがでしょうか?かなり余裕がある時間になります。

とは言え、まだ2ショットシーンの時間が入っていませんのでご注意下さい

それに、オープニングやインターバルと呼ばれる、新郎のシーンから新婦のシーンに切り替わる演出など含めると1分程はロスすると考えておきましょう。

2ショットシーンを構成

2ショットシーンは「出会ったシーン」と「今日までの歩み」で構成します

プロフィールムービーの2ショットシーンで必要な要素は「どこで・どんな風に出会ったのか?」この説明が絶対に必要です。

持込み映像にはこのシーンが全くない場合が多く・・・急に二人の旅行などの写真からスタートする事が多くあります

マッチングアプリで会ったので・・・(隠したい)

という二人もおりますが・・・最近はマッチングアプリから結婚する人が普通になってきています。あまり気にする時代でもないとは感じています。

2ショットシーンは短くしっかりとした情報を伝える事がポイントです。つまり「どこで会って」「何年間付き合って」「今日があります」という王道の流れを意識しましょう。

写真枚数は5枚~10枚までが良いでしょう。

時間は1分程度でまとめるように頑張りましょう。

ここまでをまとめると

オープニングやインターバルといった演出映像に約1分30秒

新郎・新婦本編映像 3分30秒

2ショット映像 1分

これで、プロフィールムービー全体が6分程になります。

エンディングシーンにご挨拶メッセージなどを入れたとしても6分30秒ほどで完成します。

後は写真枚数の調整や音楽演出との兼ね合いども考えると7分という時間が現実的な時間になってきますね。

いかがでしょうか?

プロフィールムービー作りの参考になりましたでしょうか?

この他にも、写真のズームの仕方や画面の使い方など細かな技もご紹介していきます。

ご興味があれば合わせてお読みください

また、結婚式演出で何か困った事があれば何でもお気軽にお問合せ下さい。

結婚式演出のプロがなんで適切にお応えをさせて頂きます。

ご連絡お待ちしております。

お気軽にお問い合わせください。03-6380-0661受付時間 11:00-20:00 [ 水曜日定休]

お問い合わせ

Follow me!